F001(au2011年秋冬モデル)について(続き)

F001のHDML非サポート・XHTML対応状況などについて - Kimura.Memoの続きです。
IPアドレス帯域が今までと異なるau F001について従来端末と異なる部分などを書いています。

Cメールで半角140字まで送ることができる

Cメールで送信することが出来る文字数が半角140文字(全角70文字)に増えています。
W61SAやCA002は半角100文字(全角50文字)まででした。
これ、F001から従来端末に140文字フルで送ったら最後の40字が切り捨てられてしまうのではないかと思い、F001からCA002に全角70文字のCメールを送信してみたところ、全角49文字と全角21文字に分割され、2通になってCA002に届きました。
なお、Eメールの文字数は変わりない(本文半角10,000文字)ようです。

エラーページの内容がブラウザに表示される

これは、年金受給者は借入出来るの?に説明されていました。

従来端末では404エラーや500エラーの際、独自のダイアログが表示されておしまいでしたが、F001ではサーバー側が返すエラーページを表示するようになっていました。

▽従来端末のW61SAの404エラー

▽秋冬モデルF001の404エラー

F001ではApacheデフォルトのエラーページが表示されています。

500エラーの方は独自エラーページを用意してみました。
まず、以下のようなhtmlをcustom500.htmlというファイル名で保存。

<html>
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="text/html charset=shift_jis" />
<meta http-equiv="cache-control" content="no-cache" />
<title>カスタマイズ500 Error</title>
</head>
<body>
<h1>カスタマイズ500 Error</h1>
<p>スクリプトがエラーで止まっちゃった。</p>
</body>
</html>

.htaccessに以下のような記述を追加し、

ErrorDocument 500 /custom500.html

そしておバカなエラースクリプトを設置してここにアクセス

#!/usr/bin/perl
hoge

▽従来端末W61SAの500エラー

▽秋冬モデルF001の500エラー

F001では独自のエラーページが表示されています。

ダイアログが自動的に閉じる

こちらも年金受給者は借入出来るの?で説明されていました。

SSLページからHTTPページへ遷移する際に表示されるダイアログが従来端末と秋冬モデルF001では異なります。
性懲りもなく、ヘタクソ撮影の動画でお送りします。なかなかピントが合いません。

▽従来端末W61SAのSSL⇔HTTP
HTTP→SSLの時はダイアログが出ません。
SSL→HTTPの時に「ここでセキュリティが確保されているエリアは終わりです」というダイアログが表示されます。これは「OK」ボタンを押すまで表示され続けます。

携帯はコチラ

▽秋冬モデルF001のSSLHTTPS
HTTP→SSLSSL→HTTP共にダイアログが表示されます。

  • HTTP→SSL時:「セキュリティが確保されているページを表示します」
  • SSL→HTTP時:「これ以降のページはセキュリティが確保されていません」

これらはどちらもほんの一瞬で消えます。
画面中央に表示されます。本当に一瞬です。

携帯はコチラ

auの2011年秋冬モデルは従来端末といろいろと異なる仕様になっていますが、今後何機種くらい発売されるんでしょうか?
なんだかスマートフォンへの移行が強力に進められつつある現状では苦労して対応する意味があるんだろうか、などと思ってしまいます。
まさかF001で打ち止めとか。。。