ShurikenからGoogle AppsのGmailメールボックスへメールデータをアップロード - その2
「ShurikenからGoogle AppsのGmailメールボックスへメールデータをアップロード - Kimura.Memo」に書いた通り、ShirikenからGmailへローカルのメールデータをエクスポートするため、Shiriken→Thunderbird→GoogleEmailUploader→Gmailの手順を踏んだのですが結局うまく行かず(GoogleEmailUploaderで「Complete」と表示されるのにGmail側には一部しかアップロードされない)、以下の方法に切り替えました。
- Gmailの「設定」>「メール転送とPOP/IMAP」でIMAPを有効にしてPOPを無効にする
- ShurikenでGmailにアップロードしたいフォルダを選択し、フォルダ>エクスポート>1ファイルに1メール(eml) で保存先フォルダを指定し、エクスポートする
- ImportExportToolsをダウンロード
- Thunderbirdをインストール
- ThunderbirdにImportExportToolsをインストール(ツール>アドオン>インストール)
- ThunderbirdにGmailのアカウントを作成
- Thunderbirdで先ほど
作成したGmailアカウント下にローカルフォルダ下にフォルダを作成し、そのフォルダ上で右クリックしてインポート・エクスポート>フォルダからすべてのemlファイルをインポート>「ファルダのみ」又は「サブフォルダも含む」でShurikenからエクスポートしたフォルダを選択する - Shurikenからエクスポートしたメールデータがローカルフォルダ下のフォルダ内にインポートされるので、そのフォルダをGmailアカウント内へドラッグする
- GmailとThumderbirdが自動的に同期する
ローカル側のメールデータは約3,000通だったが1時間強で同期できた。
(テンプファイルなしのテキストメールばかりだったから早かったのかもしれない)
使用したものは
- Thunderbird v3.0.2
http://en-us.www.mozillamessaging.com/en-US/
- ImportExportTools
http://nic-nac-project.de/~kaosmos/mboximport-en.html
- Google Appsのユーザーアカウント
【注意事項】
- Thunderbirdでは「表示」>「フォルダ」>「すべてのフォルダ」を選択しておくこと
(「スマートフォルダ」はShurikenを使っていた私には使いにくかった) - Thunderbirdのアカウント作成時、名前・メールアドレス・パスワードを入力して[続行]ボタンを押すと、勝手にメールサーバを探しに行ってしまう。Appsの独自ドメインだとうまく探せないことがあるので[中止]ボタンを押して手動で設定する。
- ユーザ名はメールアドレス(@の後ろの部分も必要)
- 受信サーバはimap.gmail.com(ポート993,SSL/TLS)
- 送信サーバはsmtp.gmail.com(ポート587,SSL/TLS)
また、私は同期完了後ThunderbirdからGmailアカウントを削除しました。
【2010-06-18】
間違った記述を訂正。IMAPアカウント内ではインポートできないので、インポートは「ローカルフォルダ」で行う。