ShurikenからGoogle AppsのGmailメールボックスへメールデータをアップロード - その2

ShurikenからGoogle AppsのGmailメールボックスへメールデータをアップロード - Kimura.Memo」に書いた通り、ShirikenからGmailへローカルのメールデータをエクスポートするため、Shiriken→Thunderbird→GoogleEmailUploader→Gmailの手順を踏んだのですが結局うまく行かず(GoogleEmailUploaderで「Complete」と表示されるのにGmail側には一部しかアップロードされない)、以下の方法に切り替えました。

  1. Gmailの「設定」>「メール転送とPOP/IMAP」でIMAPを有効にしてPOPを無効にする
  2. ShurikenGmailにアップロードしたいフォルダを選択し、フォルダ>エクスポート>1ファイルに1メール(eml) で保存先フォルダを指定し、エクスポートする
  3. ImportExportToolsをダウンロード
  4. Thunderbirdをインストール
  5. ThunderbirdにImportExportToolsをインストール(ツール>アドオン>インストール)
  6. ThunderbirdGmailのアカウントを作成
  7. Thunderbirdで先ほど作成したGmailアカウント下にローカルフォルダ下にフォルダを作成し、そのフォルダ上で右クリックしてインポート・エクスポート>フォルダからすべてのemlファイルをインポート>「ファルダのみ」又は「サブフォルダも含む」でShurikenからエクスポートしたフォルダを選択する
  8. Shurikenからエクスポートしたメールデータがローカルフォルダ下のフォルダ内にインポートされるので、そのフォルダをGmailアカウント内へドラッグする
  9. GmailとThumderbirdが自動的に同期する

ローカル側のメールデータは約3,000通だったが1時間強で同期できた。
(テンプファイルなしのテキストメールばかりだったから早かったのかもしれない)

使用したものは

http://en-us.www.mozillamessaging.com/en-US/

  • ImportExportTools

http://nic-nac-project.de/~kaosmos/mboximport-en.html

【注意事項】

  • Thunderbirdでは「表示」>「フォルダ」>「すべてのフォルダ」を選択しておくこと
    (「スマートフォルダ」はShurikenを使っていた私には使いにくかった)
  • Thunderbirdのアカウント作成時、名前・メールアドレス・パスワードを入力して[続行]ボタンを押すと、勝手にメールサーバを探しに行ってしまう。Appsの独自ドメインだとうまく探せないことがあるので[中止]ボタンを押して手動で設定する。
  • ユーザ名はメールアドレス(@の後ろの部分も必要)
  • 受信サーバはimap.gmail.com(ポート993,SSL/TLS
  • 送信サーバはsmtp.gmail.com(ポート587,SSL/TLS

また、私は同期完了後ThunderbirdからGmailアカウントを削除しました。

2010-06-18
間違った記述を訂正。IMAPアカウント内ではインポートできないので、インポートは「ローカルフォルダ」で行う。