iOS9にしたら絵文字が389個増えた

遅ればせがらiPhoneをiOS9.1にアップデートしました。
iOS6→iOS7の時は2個、iOS7→iOS8の時は50個増えたのですが、今回、iOS8.4.1→iOS9.1では、389個増えました。まぁ、ほとんど国旗なんですけどね。
国旗以外で増えたものは、Unicode7.0Unicode8.0で増えた絵文字に対応したためと思われます。

絵文字のカテゴリ分けも以下のように少し変わりました。

  • 「人々」 → 「スマイリーと人々」
  • 「自然」 → 「動物と自然」
  • 「お祝い」 → 他のカテゴリへ分散
  • 「旅行と場所」 → 国旗を「旗」カテゴリへ移動
  • 「物と記号」 → 「物」・「記号」へ細分化
  • 「旗」カテゴリを新設して国旗は全てここへ移動

以下、iOS8.4.1の絵文字との比較です。
右側のiOS9.1で白く浮き出ているのがiOS9.1で追加された絵文字です。
青枠で囲った部分は、後述する肌色バリエーションがある絵文字です。

スマイリーと人々

204個。iOS8.4.1では「人々」で153個だった。
笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造みたいな絵文字が追加されていて、なんだろうと調べたら U+1F575「SLEUTH OR SPY(探偵またはスパイ)」だった。

「スマイリーと人々」というカテゴリなのに、「ランドセル」や「王冠」・「傘」があるのは何故だろう。

iOS8.4.1iOS9.1

動物と自然

147個。iOS8.4.1では「自然」で125個。
「雲」関連の絵文字がやたら増えた。
想像上の動物である「ユニコーン」が追加された。「ライオン」や「リス」が今までなかったのに驚いた。

iOS8.4.1iOS9.1

食べ物と飲み物

67個。iOS8.4.1では58個。
今回増えた「ポップコーン」の絵文字が、最初何の絵文字かわからなかった。

iOS8.4iOS9.1

活動

57個。iOS8.4.1では53個。
主にスポーツ関連が増えたが、その中に『棒みたいな男性の絵文字』がある。
調べてみると、U+1F574「MAN IN BUSINESS SUIT LEVITATING(浮遊するビジネススーツの男)」だった。確かに「活動」のカテゴリの中で『浮いた』絵文字ですな。

iOS8.4iOS9.1

旅行と場所

115個。iOS8.4.1では122個。
国旗がなくなり、人工衛星・飛行機が増えた。
しかし、「火山」や「虹」・「流れ星」などは「自然」のカテゴリではないだろうか。

iOS8.4iOS9.1

178個。
iOS8.4.1では345個の「物と記号」カテゴリに含まれていた。

iOS8.4iOS9.1

記号

269個、
iOS8.4.1では345個の「物と記号」カテゴリに含まれていた。

iOS8.4iOS9.1

247個。
iOS8.4.1では122個の「旅行と場所」カテゴリに含まれていた。
iOS8.4.1の国旗は42個だったので国旗だけで205個も増えている。国旗は今後も増えるものと思われます。

iOS8.4iOS9.1

肌色バリエーションについて

今回追加された絵文字の中にも肌色を選択可能なものがいくつかあった。

追加された指さし絵文字は全て肌色バリエーション有り

バスケットボールも

重量挙げも

しかし、肌色バリエーションがありそうでなかったものもあった。

たとえば、喪黒福造(探偵またはスパイ)

それから、棒男(浮遊するビジネススーツの男)

以前も紹介したが、スノボには無い

ゴルファーにも無し


Unicode9.0でも絵文字の追加が予定されているようですし、iOSでも今後絵文字の数は増えていくことでしょう。
「ソレを入れるんなら、コレも入れてくれ!」ということになると、際限なく増えていきそうな予感です。